tanpak2007-01-02

アイロニーは敵か味方か?
私は一時期、それに全幅の信頼を寄せ、不都合の何もかもをそれに任せて過ごしていた。今になればその頃の私は正しくなかったと振り返ることができるけれど、同時に正しくはなかったにせよ切り抜ける為にとった手段として間違いではなかったとも思う。わらってしまわずに泣けばよかったのか、怒ればよかったのか、もがけばよかったのか。そうできないのがその頃の私だったし、できなかったから今の私がある。
ただ、これから先、そうしたくなったら泣き喚くだろうし、じたばたもするだろう。笑い飛ばして足場を変えることをせずに必死な顔で悪足掻きしたりするんだろう。で、やっぱりそんな状況に堪えられなくなったらぷっと吹き出すかもしれない。
必ずしもよき友ではないがときに必要、てぇくらいか。