退屈

今日、何度「諦めろ」という意味のことを言ったろうか。諦めが肝心、なんて枯れた大人のいう台詞のようだけど、要は自分に照らし合わせて「無能であることを諦めて欲しい」と明後日の方角へ向かって言ってただけのことだ。期待されるより諦められたい、全く諦められてしまったら少し寂しい。枯れたどころか青臭い甘えだこと。そもそも同情する対象を間違っている。近頃ひとが思っていた以上に、自分で思っていた以上に、聞き上手ではなくなったかもしれない。ごめんねごめんね。もう詭弁とまぜっ返ししか出て来ないや。
お金ができたら、知らない人たちの住む土地での生活を買いたい。