「すごい」と「すごく」の違いは、連体形か連用形かっつうことだから、「すごいかわいい」は文法的におかしくて、「すごくかわいい」か「すごいかわいさ」が収まりのいい組み合わせになる。文語か口語かかっつったらそれ以前の話なんだけど、そういう普通の日本語の「そっちが自然っしょ?」みたいなことも、けっこう崩れてきてて、まあそれもそれなんだろうなとは理解しますがね。「すんげくむかつく」よか「すっげえむかつく」の方が言いやすいし。こういう国語の文法って小学校で少しだけ習ったはずなのに、けっこうアレなのよな、英語とか古語より簡単なことだけにかしらんが、スルーしてしまってる感がある気がしません?
ちなみに「すごい」は「凄み」とかって意味のほうから来てるから、強調でもネガティブ寄りのものに重ねるのがほんらいで、かわいいや美しいに乗せるんだったら「とても」の方が適切、って小3のときの担任に教わったものです。すんげえうめー、って言うけど、そういうことは一応忘れないでおこうって思ってる。
ややこしいっつうならならみんな「めっさ」「がっさ」って言えばいいんだって思う関西人。