tanpak2007-04-23

ソーラー電池式の電波時計を買った。電池の交換も時刻を合わせることも必要ない。こんな完璧な道具を手にしたのは生まれてはじめてのことだ。
ところで件の保坂和志著「羽生」とりあえず読み終わりましたよ。すんごい面白いんだけど、将棋の具体例が全く判らないからもんのすごい流し読み。ぐっときた言葉が多数ありつつ、しかしほとんど意味判ってないんじゃないか。悔しいから何回か読むつもり。(そもそも保坂さんが書いた本を一回読むだけで置いたためしがない。そういうのって掌の中で踊らされてるみたいで悔しいけどしかたがない。)いまさらながら将棋のルールとか知っておきたくなってきた。この本が書かれた十年前と今とじゃコンピュータとの関係の深まりもソフトの発達も、それと竜王との対局というできごとなどもろもろも、語られている背景が違うけど、そのことも射程に入っている内容は今だからこそ面白い、気がする、たぶん。ていうか、翻って、そんだけ羽生さんがすげえということなんすかね、やっぱし。