完全

復帰っす。つかパーペキ元サヤ。高い買い物をしたもんだな。
虫のような気分でとかげや石ころひとりで並べる君が好き森へ帰ろう(と微妙に歌詞を間違えて覚えたまま鼻歌。畏れ多くもムーンライダーズ。)取り敢えず、コストに見合わずともフラストレーションは解消され、まあいっかという気分でいっぱいです。
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日曜だから洗濯して、将棋見て、飯にちょろっと外へ出てプランツォしちまって(やけに優雅じゃねえか)、道端でオレンジを買って帰って、たかじん見て競馬見て(全部ただただ見るだけ)、iMacが帰って来て、お見舞に行って、寝てたしこっそり帰って、原稿を受け取りに行って、本屋とかレコ屋とか文房具屋とか行って、けっこう色色買って、生協にも寄ってちょこちょこ買い物をして、帰ってきた。
せっかくなんで昼いただいたものを羅列します。前菜(筍、長芋、ブロッコリ、南瓜、蕨、椎茸、お豆、アボカドに生ハム、蓮根の辛いの、茄子に松の実とかの甘いソース、さやインゲンにベーコン、オムレツ、たらの芽のフリッター、パプリカのマリネ)、フォカッチャ、パスタ(筍と生ハムの、ラグーっての?のスパゲティ)、デザート(新生姜のブランマンジェ、キウイのソルベ、苺)、コーシー。こういう長い食事をひとりで食べても退屈しなくなってきた。前菜で旬の植物を大量摂取できるのがありがたい。パスタが、ん?味うすい?って一口目に思って、三口目からはうめえうめえと、最後はフォカッチャで拭っていじきたなく平らげた。あの加減やねんなあ。あれこの風味何やっけ?って一瞬思ったけど思い出した、荒めのパセリの香、ってけっこういい感じね。筍の味が旨くて甘くて、近頃の下落した(正確には堕落しきった)食生活との落差に涙が出そうでしたよ。で、デザートが周りの席で供される度に小さな歓声と感嘆が起きていたもんで(女性客ばかりゆえ)、パスタを食べ終わりかけの頃から既にわくわくしてしまって。うきうきと皿を迎える。もうね、ミルクの味と生姜の風味が合うのはもちろん、溶けかけたソルベがソースになって絡んでもうめえ。ていうか生姜大好き人間としてはね、あれは丼一杯いただきたいですよ。いただきたいものですよ。
満腹の日。もうなんでもいいや。